はい、今回は前回の続きです♪^ー^
売り手
独占の場合の
生産者余剰は
限界費用曲線の上側と価格の間の実際に取引された量の面積
で表されそうなことがわかりました。^_^
文章のままだとわかりにくいですが、
図にしてみると結構単純なものです。
図43−1
生産量は 限界費用=限界収入 の
点Qで決まり、
価格はその生産量のときの需要曲線上での
価格Pに決まりますね。
(この話がわからない人はここまでの講義を要復習!)
このとき
生産者余剰は
価格の線Pと
限界費用の上側と
実際に取引する量Q
にはさまれた↑上の図の
紫色の台形の面積になります。^○^
さて、では今度は独占時の
総余剰を考えてみましょう。
まあ、そんなに難しいことではありませんね、
総余剰=消費者余剰+生産者余剰 ですから、
前回の図 と 今回の図を見て
↑これらの図の
水色の面積と
紫色の面積 を足し合わせれば、
それがそのまま
総余剰となります♪
図で表現すると
図43−2
↑この図の
灰色の面積が総余剰ということになりますね。^▽^
ここで総余剰の意味を復習してきましょう。
総余剰というのは簡単に言うと
「取引から得られる社会全体で感じるお得感・満足感」
のことです。
これが大きければ大きいほど社会的には望ましいと言っていいでしょうね。^_^
で、今回
独占時の総余剰を見てみたわけですが、
これを
完全競争時の総余剰と比較してみると
完全競争 独占
↑こんな感じです。
グラフの縮尺などが違うので正確なことはいえませんが、
完全競争・・・総余剰は三角形
独占・・・総余剰は三角形の一部が切れている (結局四角形)
ということから考えると
なんとなく
完全競争に比べて、独占の場合の総余剰は小さそう
という印象です。^_^
次回はこの点についてもう少し詳しく見てみましょう☆^▽^
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