はい、今回は前回の続きで、
『独占時の限界収入』というものを見ていきます♪^ー^
とりあえず前回までの講義で、
図31−4
独占企業の総収入は↑この図のように
需要曲線を見て、生産量とその時の価格を掛け合わせたもの
つまり
生産量がQ1のとき
価格はP1なので
総収入=(Q1)×(P1) で表されることがわかりましたね♪
(要復習!)
図でいうと
赤い長方形の面積が総収入となります。^_^
さて、では今回は
図を使って
『限界収入はいくらか?』ということを見てみます。
ここでおさらいしておきますが、
限界収入というのは
生産量を追加的に一単位増やすと、追加的にどれだけ収入が増えるか?
です。
(重要なので必ず覚えましょう)
たとえば、
生産量が50コのとき、
総収入は1000円だったけど、
生産量が51コになると、
総収入は1020円になりました。
という場合、
生産量が50コの時の限界収入は
1020−1000=20円 となりますね。^〜^
さて、では今度は
独占時の限界収入を考えてみましょう。
とりあえずこの財の
需要曲線は――
図32−1
↑こんな感じだとしましょう。
※現実にはありえないほど縦軸も横軸も非常に小さい値ですが、
あくまで「独占時の限界収入」を理解するための道具ですので、気にせずに〜。^〜^
この場合、たとえば
生産量が3ならば
独占企業は
価格を120に設定し、
総収入が
図32−2
↑この
赤い面積、
3×120=
360 となりますね。^ー^
で、次に生産量が4の時を見てみます。
生産量が4ならば
独占企業は
価格を100に設定し、
総収入が
図32−3
↑↑この
緑の面積、
4×100=
400 となりますね。
生産量3のときの総収入 と
生産量4のときの総収入 を比べると
400−360=40 だけ総収入が増えていることがわかります、
つまり!
この
40が
生産量が3のときの限界収入ですね♪^ー^
図で言うとですね
↑この図の
「赤い面積から緑の面積になることでどれだけ面積が増えたか?」
これが
独占時の限界収入になります!
↑このことは次回重要になるので覚えておきましょう♪
続きは次回☆^▽^
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