講義32. 限界収入C

     BACK
     CONTENTS

はい、今回は前回の続きで、

『独占時の限界収入』というものを見ていきます♪^ー^


とりあえず前回までの講義で、

図31−4

独占企業の収入は↑この図のように

需要曲線を見て、生産量とその時の価格を掛け合わせたもの

つまり 生産量がQ1のとき価格はP1なので

総収入(Q1)×(P1) で表されることがわかりましたね♪(要復習!)

図でいうと赤い長方形の面積総収入となります。^_^


さて、では今回はを使って『限界収入はいくらか?』ということを見てみます。

ここでおさらいしておきますが、限界収入というのは

生産量を追加的に一単位増やすと、追加的にどれだけ収入が増えるか?

です。(重要なので必ず覚えましょう)

たとえば、

生産量が50コのとき、総収入は1000円だったけど、
生産量が51コになると、総収入は1020円になりました。

という場合、

生産量が50コの時の限界収入は 1020−1000=20円 となりますね。^〜^


さて、では今度は独占時の限界収入を考えてみましょう。

とりあえずこの財の需要曲線は――

図32−1

↑こんな感じだとしましょう。

※現実にはありえないほど縦軸も横軸も非常に小さい値ですが、
あくまで「独占時の限界収入」を理解するための道具ですので、気にせずに〜。^〜^



この場合、たとえば

生産量が3ならば独占企業価格を120に設定し、総収入

図32−2

↑この赤い面積、 ×120360 となりますね。^ー^

で、次に生産量が4の時を見てみます。


生産量が4ならば独占企業価格を100に設定し、総収入

図32−3

↑↑この緑の面積、 ×100400 となりますね。

生産量3のときの総収入 と 生産量4のときの総収入 を比べると

40036040 だけ総収入が増えていることがわかります、

つまり!

この40生産量が3のときの限界収入ですね♪^ー^

図で言うとですね
 

↑この図の 赤い面積から緑の面積になることでどれだけ面積が増えたか?

これが独占時の限界収入になります!

↑このことは次回重要になるので覚えておきましょう♪


続きは次回☆^▽^


BACK  CONTENTS  NEXT


inserted by FC2 system