はい、今回は前回の続きで
「初期保有量によって交換可能領域の範囲は変わる」
ということを見てみようと思います♪^ー^
ちょっと復習!
図18−3
Aさんの初期保有量が魚4匹、
Bさんの初期保有量がきのこ4キロ、
という場合、交換可能領域は上の図の
灰色の点々の部分だということは
前回までにわかりましたね。^_^
で、今回は
初期保有量を少し変えて
Aさん・・・魚3匹+きのこ1キロ
Bさん・・・魚1匹+きのこ3キロ
という組み合わせだとしましょうか。
とりあえず2人の保有量合計は「魚4匹、きのこ4キロ」のままですから、
エッジワースの箱は今までと同じ構造のものが使えますね♪^ー^
ではまずエッジワースの箱を描いてみましょう。
図20−1
今回の条件だと、初期保有量は↑この図の
赤い点になりそうですね。^_^
で、この
初期保有量の点を通るような2人の無差別曲線を描くと
図20−2
はい、↑この図の
青い線がAさんの無差別曲線、
緑の線がBさんの無差別曲線です♪^○^
で、
交換可能領域というのは
Aさんの効用が今よりも上がる=青い無差別曲線より右上
で、なおかつ
Bさんの効用も今よりも上がる=緑の線よりも左下
という領域でなければならないので、
図20−3
交換可能領域は、↑この図の
灰色の点々の部分となります♪^▽^
ここで見比べて見ましょう。
図18−3 図20−3
↑これらの図から明らかなように、
初期保有量が変われば交換可能領域の広さもかなり変わります!
↑これが今回のポイントですので、よく覚えておいてくださいな♪^ー^
さて、次回は
「似た者同士の交換」というものを見ていきましょう☆^○^
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