講義13. 限界代替率A

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はい、今回は前回予告したとおり

『限界代替率を求める練習問題』をやってみようと思います♪^ー^

とりあえず4問ほど頑張って解いていきましょうかね。^〜^

ま、そんなに難しい問題は出さないので、できる人は暗算でやってみましょう!


[問題@]

今A君は

リンゴが二つ無くなるなら、最低限みかん一つをもらわないとダメ!」

という感覚を持っているとします。ここで

リンゴのみかんに対する限界代替率はいくらでしょう?

はい、これは簡単ですね♪

「みかん一個」に対してリンゴをいくつ渡すのか?ということですから、

答えは  です♪

ちなみに、数式で出すとすると

÷ =  となります♪^○^

では次の問題!


[問題A]

今B君は

リンゴが2個増えるなら、最悪みかん5つくらい無くなってもいいかな」

という感覚を持っているとします。ここで

リンゴのみかんに対する限界代替率はいくらでしょう?

はい、今回は リンゴ2みかん5 という交換ならOKということですが、これは

どちらも5で割って⇒ リンゴ2/5 : みかん5/5 つまり

リンゴ0.4個みかん1個の交換ならOK』

というのとほとんど一緒ですね♪
(※「ほとんど」という言葉をつけたのには訳がありますが、
初心者向け講義なのでそのあたりはあまり気にしないでください♪)


よって、限界代替率は 0.4 になります♪

数式で出すとすれば

÷ = 0.4 となります♪^▽^

次は図から限界代替率を求める問題!


[問題B]

図13−1


↑この図の緑色の点での

リンゴのみかんに対する限界代替率を求めなさい。

これも簡単ですね♪^ー^

緑色の点では

リンゴ2つが減ってもみかんが一つ増えるなら同じ満足(同じ無差別曲線上)」ということなので、

限界代替率は  になります♪

数式で出すとすれば、

÷ =  となります♪^Д^

さて、次でラスト!


[問題C]

図13−2


↑この図の緑色の点での

リンゴのみかんに対する限界代替率を求めなさい。

これはちょっと個数が少数になっているので、

微妙にわかりにくいかもしれませんが、冷静になってみると案外簡単です♪

リンゴ0.8個 : みかん0.5個 の交換ならOKということなので、

両方を2倍してみると⇒ リンゴ1.6 : みかん1

つまり、

リンゴ1.6個みかん1個の交換ならOK』

というのとほとんど一緒ですね♪^ー^

よって、限界代替率は 1.6 になります♪

数式で出すとすると

0.8÷0.5 = 1.6 となります♪^_^


はい、とりあえず4問解いてきましたが、おおまかなイメージはつかめたでしょうか?

結局 リンゴみかんに対する限界代替率 というのは

みかん一個に対しリンゴをいくつ交換すれば今までと同じ満足度(効用)になるか?

ということを聞いているのと同じです。^_^


さてさて、では今回までに習った限界代替率の考え方を頭において、

次回は無差別曲線と絡めて考えてみましょう☆^○^


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