練習問題2−G

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T. 消費者の効用関数を

U=X (Xは財Xの消費量、Yは財Yの消費量) とする。

ここで 所得M=40 財Xの価格Px=2 財Yの価格Py=4 とする。

(1)(YのXに対する)限界代替率を求めよ。
(2)予算制約式を求めよ。
(3)X財、Y財それぞれの需要量を求めよ。


[解答]

(1) (限界代替率)= −(dY/dX)= MUx/MUy

= (2XY/3X)= 2Y/3X  である。


(2) 40=2X+4Y → 20=X+2Y  である。


(3) 効用最大化条件は

限界代替率=価格比 なので、

(2Y/3X)=2/4 ⇒ 3X=4Y これを予算制約と連立して解くと

X=8、Y=6 となる。

これが財X、財Yそれぞれの需要量である。


※(3)に関しては、練習問題2−Fの(4)のように

「ラグランジュ乗数法」や「制約を効用関数に代入して一次関数最大化問題として解く」

というような方法でもかまわない。



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