補論3. 最適消費と費用最小


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講義34〜38では 『最適消費計画』ということを考えました。

これは「ある予算のもとで、効用を最大にする組み合わせ」

を見ていくことでした。


講義61〜64では『費用最小の条件』 というものを考えました。

これは「ある一定の生産量を得るのに、費用を最小にする組み合わせ」

を見ていくことでした。

あるいは逆に

「ある費用のもとで、生産量を最大にする組み合わせ」

を見ていくといってもいいです。


最適消費計画のほうは消費者の立場のお話、

費用最小の条件のほうは生産者(企業)の立場のお話です。

しかし、この二つの話はそれぞれ

予算と費用効用と生産量という違いはありますが

理論としては一緒ですね。

ある制約のもとで何かを最大化(最小化)する という理論です。

消費者であれば効用を最大化する、

生産者であれば生産量を最大化する、といった具合です。


このように、ある条件のもとで何かを最大化・最小化すること

最適化 と言います。

ミクロ経済学では限界理論とともに基礎をなす重要な考え方です。


実際、「限界理論」「最適化理論」 「均衡理論」という三つの考え方を駆使すれば

基礎的なミクロ経済学から色々な分野に発展していけます。


次回からはその中の一つである均衡理論に関するお話を進めていきましょう。


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