補論2. 『需要・供給曲線』について

     
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いままでの講義では、

単に「需要曲線」「供給曲線」 と呼んでいましたが、

実は少し言い忘れていたことがあります。^_^:

例えば供給曲線の場合

「個別供給曲線」

「総供給曲線」では、ちょっと意味が変わってきます。


「個別」は、例えば「1つの企業」だったり、 「一つの家計」だったりします。

「総」というと、例えばパン市場なら

パンをつくる企業全部の合計で、 その価格でどれだけパンを供給するか

をあらわします。


例えば、この世の中に

A・Bという二つの企業しかない
としますね。

で、個別供給曲線がそれぞれ

図 補2−1、補2−2
mikurohoronn2-1.jpg mikurohoronn2-2.jpg

だとしますね。

このとき、

個別 A  50円なら 200コ  100円なら  400コ 供給
個別 B  50円なら 100コ  100円なら  200コ 供給

↑このようになってますね。^_^

さて、この世にはA・Bという二つの企業しかないと考えていますので、

総供給はどうなるか、もうだいたいわかりますね♪^ー^

総供給は

「50円なら 200+100=300コ、

100円なら 400+200=600コ」


という曲線になりますね。^_^

図にすると、

図 補2−3
mikurohoronn2-3.jpg

というようになります♪^−^

よく見たらこれは

個別供給曲線を水平に(右へ右へと)足し合わせたもの

になってますね。^〜^


ただし、経済学ではいちいち

「個別」か「総」かを書くことはあまり無い
ようです。

経済学を学んでいくうちに、

文脈などでわかるようになるからです♪^▽^


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