はい、今回は
『給料の決まり方』
ということで、
様々な見方で
「給料」がどう決まるか見ていきましょう♪^ー^
まず、一番簡単な見方をしますね。^ー^
[労働自体の需要と供給を見ていく方法]
『労働の供給』というのは、
我々のように雇われる側の意思で決まります。
単純に
「給料が増えると求職者が増える」
「給料が減ると求職者が減る」ということにしますね。
逆に
『労働の需要』というのは雇う側の意思で決まります。
単純に
「給料が増やすと少なく雇いたくなる」
「給料を減らすと多く雇いたくなる」
ということにしましょうかね。^_^
だから、グラフにしてみると
図23−1
こんな感じになって、給料はW’の水準で落ち着くことになります。^_^
↑これは一般的な単純なミクロ経済学の考え方です。
で、今度はもう少し違うアプローチをしてみましょう。
給料を出すからには、
企業の側としては
作ったもののほうが高く売れてないといけないわけです。^_^:
企業にとっての『限界メリットと限界デメリット』というものを考えると
限界デメリット・・・商品を一つ作るための費用
限界メリット・・・商品を一つ売って手に入る収入
↑大体こんなものですが、もう少し人間に重点を置いていうと
限界デメリット・・・労働者一人を雇う賃金
限界メリット・・・その労働者が作ったものを売って手に入る収入
と言ってもいいですね。^ー^
だから、企業から考えると
労働者に出す給料
≦ そいつが作るものを売って手に入る収入
となる水準で給料を決めるということになります。
そうすれば企業に利潤が入ってきますからね。^―^
で、ここで重要な点、
「作ったのものの値段とか売れる個数」というのは
企業の事情ではなく『市場の評価』で決まります。(重要)
給料の水準は比較的楽に変えられますが
売るモノの値段とかは変更の自由度が低いです。(競争的なモノほどね)
となると、ここまでのお話を総合して考えると
給料は「作ったモノがいくらでどれだけ売れるか」に依存していることになりますね。^_^
これは
給料は財(品物)市場から派生して決まる
という考え方ですね。^ー^
で、他にも
「効率性賃金仮説」とか、賃金(給料)に関するお話(理論)はたくさんあるのですが、
やりだすとキリがないのでここまでにしときましょうかね。^_^:
余談ですが、最近は 固定給(←働き具合とかに関係なく賃金が決まる)から
能率給(←実績・営業成績に応じて賃金が決まる)に変える企業が
ちょっとずつ増えているらしいですが、
これは
ほとんどの労働者にとって望ましいことではありません。^_^:
なぜかというと
そうなると日本の8割の人の給料が
減る(らしい)からです。
ようは、
日本の労働者は基本的に今の固定給の水準ほど
働いていないということですね。^_^:
固定給の水準が高すぎるというのも事実なのでしょうがねぇ。。。T_T
(日本の賃金は「高度な産業」の水準に引っ張られる傾向があるようですから)
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