はい、今回は前回の続きです♪^〜^
とりあえず前回の終わりのほうで
図92−2
↑とりあえず
貿易が自由化されると、
A国の消費者は
まず
Q3の量は国内で取引されて、
(Q4−Q3)は輸入する、と言いましたね。^_^
つまり、
A国の消費者は Q3+(Q4−Q3)=Q4 を取引し、
A国の企業は Q3 を取引しているということですね。
消費者と企業で取引する量が違うのですね。^_^
では、
この国の総余剰を見ていきましょう♪^ー^
まずは消費者余剰から見ていきましょうかね。
図93−1
はい、この
黄緑色の三角形の部分が
消費者余剰ですね♪^▽^
(消費者余剰→需要曲線の下側と実際に払った価格と実際の取引量にはさまれた面積)
で、次は生産者余剰を見てみますね。
図93−2
はい、この
紫色の小さな三角形の部分が
生産者余剰ですね♪^ー^
(生産者余剰→供給曲線の上側と実際にもらった価格と実際の取引量にはさまれた面積)
で、
総余剰は
消費者余剰+生産者余剰なので
図93−3
↑
この灰色の部分になりますね☆^〜^
では、ここで
輸出入禁止の時と
貿易が自由化されたときの
総余剰を比べてみましょう♪
↓輸出入禁止のとき(国内取引だけの場合)
↓貿易自由化後
お!やはり
貿易自由化後のほうが総余剰が増えてます!
(二つの図の需要曲線と供給曲線の傾きがテキト〜なのでちょっとわかりづらいですが・・・)
「仮に総余剰がその国の経済的厚生(豊かさ・満足感)をあらわすなら、
貿易は自由化したほうがよい」と言えそうですね。^ー^
講義90から今回の講義93までを見てみると、
どうも
貿易というのは自由化したほうが、国全体で見ると良さそうですね。^_^
これが主流派の経済学者が
「自由貿易を推進する理由」の一つです♪^ー^
ただし!貿易自由化にはもちろんデメリットも存在します。
次回はそのデメリットを見ていきましょ♪^_^
BACK CONTENTS NEXT