はい、今回は前回の続きです♪^ー^
とりあえず前回の最後のほうに
図90−3
↑とりあえず貿易が自由化されると、
A国の鉄鋼企業一団は
Q1の量は国内で取引されて、
(Q2−Q1)の量は輸出する、といいましたね。^_^
つまり、
A国の消費者は Q1 を取引し、
A国の
企業は Q1+(Q2−Q1)=Q2 を取引しているということですね。
おや、輸出入を禁止していたときとは違い、
消費者と生産者で取引した量がちがうんですね。^〜^
さて、ではこの場合
この国の総余剰はどうなるのでしょうか???
まずは消費者余剰から見てみましょうか。^_^
図91−1
はい、この
黄緑色の小さな三角形の部分が
消費者余剰ですね♪^▽^
(消費者余剰→需要曲線の下側と実際に払った価格と実際の取引量にはさまれた面積)
で、次は生産者余剰を見てみましょう。
図91−2
はい、この
紫色の三角形の部分が
生産者余剰ですね♪^○^
(生産者余剰→供給曲線の上側と実際にもらった価格と実際の取引量のはさまれた面積)
で、
総余剰というのは
消費者余剰+生産者余剰なので
図93−1
↑この
灰色の部分になりますね♪^ー^
ではここで、
輸出入禁止のときと
貿易自由化後の
総余剰を比べてみましょうか☆^▽^
↓輸出入禁止のとき(国内取引だけの場合)
↓貿易自由化後
お!
貿易自由化後のほうが総余剰が増えてますね♪^ー^
「仮に総余剰がその国の経済的厚生(豊かさ・満足感)をあらわすなら、
貿易は自由化したほうがよい」と言えそうですね。^ー^
さて、ここまでは
世界価格が国内の均衡価格よりも高い時、を見ましたが、
次からは
「世界価格が国内の均衡価格よりも低い時」を見ていきましょう♪^▽^
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