はい、今回は
総余剰
ということで、今まで見てきた
消費者余剰と
生産者余剰を一緒に考えていきます♪^ー^
まず、消費者余剰を思い出しましょう。
消費者余剰というのは
(支払許容額)−(実際の価格)
で表されるので、言い換えれば
「消費者が○○を買ったことで得られるお得度」
みたいなものです。^_^:
これが大きいほど消費者にとって幸せ感が大きいといえるかもしれません♪^▽^
今度は生産者余剰を思い出しましょう。
生産者余剰というのは
(実際の価格)−(費用)
で表されるので、言い換えれば
「生産者が○○を売ることで得られるお得度」
みたいなものです。^_^:
これが大きいほど企業にとって幸せ感が大きいといえそうですね☆^▽^
どちらもお得感(幸せ度)を表しているなら、
それらが大きいほど社会的に良いといえるはず!!!
と考えられそうですね。^_^
というわけで、ここで
総余剰という考え方を新たに導入します♪
総余剰とは
消費者余剰と生産者余剰
の合計
のことです。^〜^
実際に図で見たほうがわかりやすいと思うので、図を書いてみますね。
図84−1
はい、今
価格がPだとしますね。^〜^
消費者余剰は
需要曲線と価格にはさまれた部分なので
上の図の
紫色の三角形の部分になります。
生産者余剰は
供給曲線と価格にはさまれた部分なので
上の図の
黄緑色の三角形の部分になります。
となると、
総余剰は・・・
図84−2
はい、この
灰色の三角形の部分が
総余剰になりますね♪^▽^
そうそう、今回の講義では
実際の価格が均衡価格の時の総余剰を測っています。^_^
それを覚えておいてくださいな。^▽^
(次回の講義につながる)
ちなみに総余剰は
社会厚生と呼ばれることもあります。
この余剰が多いほど、社会的に(全体を見渡してみると)
厚生(福祉)の度合いが高い、
という考え方から見た言い方ですね。^〜^
さて、次回は均衡価格以外の時に総余剰はどうなるか?
ということを見ていきましょう♪^▽^
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