講義80. 生産者余剰D

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さて、今回で生産者余剰 についてのお話は

ひとまず終えたいと思います♪^ー^

まあ、短いのでささっと読んじゃってくださいな。^_^


前回までは供給するのは数えられる程度の数でした。

3人が一つずつ木のイスを売る〜、とか

一企業が木のイスを売る〜というような感じでしたね。^_^:

しかし!

現実的には、例えばリンゴを考えても

たくさんの企業(生産者)それぞれかなりの量のリンゴを供給している感じがしますね。^〜^:

そう考えると、今までのような

図78−2
mikuro78-2.jpg
図79−2
mikuro79-2.jpg

↑これらのようにキレイな階段のようにならず、もっと直線的

図80−1
mikuro80-1.jpg
↑こんな感じの供給曲線になると思われます♪

こういうような直線的な供給曲線の場合も、生産者余剰の求め方は一緒です、

供給曲線 実際の価格(の下側)はさまれた部分の面積

を求めてみてくださいな♪^○^

ちょっと練習問題を解いてみましょうか。

図80−2
mikuro80-2.jpg

はい、この図からわかる生産者余剰を求めてみましょう♪

もう図をみれば供給曲線 実際の価格の間の灰色の部分の面積

を求めればいいことがすぐにわかりますね。^〜^

(500−200)×(1000−0)÷2=150000  です☆^▽^

※(三角形の面積)=底辺×高さ÷2


さて、とりあえずここまで消費者余剰生産者余剰の求め方をお勉強しましたが、

この考えかたを応用していくと

「なぜ(主流派)経済学者は自由な市場経済が一番良いと主張するか」

ということや

「なぜ価格規制や数量規制が経済学者から批判されるか」

といったことの一番重要な部分がわかるようになります。

次回からはそれにつながる部分をお勉強していきましょう♪^▽^


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