はい、今回は前回の続きで、
供給曲線を意識して
生産者余剰を考えていきましょう♪^ー^
とりあえず少し前回の例を復習しましょう。
Aさん、Bさん、Cさんがいて、それぞれ一つずつ
木のイスを作っています。
Aさんは費用が
300円
Bさんは費用が
500円
Cさんは費用が
700円
かかったとします。
で、ある人がどのイスも
一つ1000円で買ってくれました♪^ー^
で、この時
(総)生産者余剰は1500円
になることはすでにわかりましたね。^_^
さて、今回は供給曲線を考えてみます。
Aさんは費用が
300円
Bさんは費用が
500円
Cさんは費用が
700円
という条件から考えて、供給量は
木のイスが
701円以上で売れるときは
3個供給、
木のイスが
700〜501円の時は
2個供給、
木のイスが
500〜301円の時は
1個供給、
木のイスが
300円以下の時は
0個供給、
という具合になりそうですね。^ー^
さて、ではこれを
供給曲線として図解してみましょうか。
図78−1
はい、こんな感じですね、この
青い線が供給曲線です♪^ー^
で、
実際の価格が1000円だったとしましょう。
そのラインをこの供給曲線のグラフに入れると――
図78−2
はい、こんな感じになります。^〜^
で、この
供給曲線と
実際の価格のラインにはさまれた
灰色の部分を見てください!
この部分ってよくみたら前回の講義で見た
図77−2
↑この図の灰色の部分と全く同じなんですよね♪^ー^
少なくとも今回は、
供給曲線と実際の価格がわかれば生産者余剰もわかるということですね。
ちなみに今回の図78−2のほうの
灰色の部分の面積は
(1000−300)×(1−0)+(1000−500)×(2−1)+(1000−700)×(3−2)
=700+500+300=
1500 となり、前回の講義で求めたのと同じになりますね☆^ー^
実は、結論から言ってしまうと、今回の話に限らず
生産者余剰ってのは
供給曲線と
実際の価格のラインにはさまれた部分の面積
で表されているのです。
次回から少し詳しくその理由を考えてみましょう♪^▽^
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