講義77. 生産者余剰A

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はい、今回は前回の続きで

生産者が複数になった場合の生産者余剰を見ていきましょう♪^ー^

まあ、その前にとりあえず軽く復習を。^〜^

A君木のイスを生産して、その 費用(機会費用)が500円だったとして、

それが1000円で売れたとき、 生産者余剰

1000円(実際の価格) 500円(費用)500円  ですね。^ー^


さて、今回は違う例で行きましょうか。

[例]

Aさん、Bさん、Cさんがそれぞれ木のイスを一つずつ作りました。

3人とも生産にかかった費用は500円です。

で、ある人が一つ1000円で三つとも買ってくれました♪^▽^

さてさて、(総)生産者余剰はいくらでしょう?

はい、この例を考えてきましょう。

といっても、もう簡単ですね、

Aさん 1000−500=500の生産者余剰
Bさん 1000−500=500の生産者余剰
Cさん 1000−500=500の生産者余剰

だから、総消費者余剰は 500+500+500= 1500円 となります♪^▽^

さて、いつもどおりこれを図で表してみましょうかね。

図77−1
mikuro77-1.jpg

はい、こんな感じになります。

青色の部分が費用紫色のラインが実際の価格 なので

灰色の部分が生産者余剰になりますね♪^ー^

実際、計算で求めてみると

(1000円−500円)×(3人)=1500円  の生産者余剰になります。

さて、次はもう少しだけ現実的な例にしてみましょうか。^_^:


[例]

Aさん、Bさん、Cさんがいて、それぞれ一つずつ木のイスを作っています。

Aさんは費用が300円
Bさんは費用が500円
Cさんは費用が700円

かかったとします。

で、ある人がどのイスも一つ1000円で買ってくれました♪^ー^

さてさて、(総)生産者余剰はいくらでしょう?

まずは図を使わずに生産者余剰を調べてみましょう。

Aさん 1000−300=700円 の生産者余剰
Bさん 1000−500=500円 の生産者余剰
Cさん 1000−700=300円 の生産者余剰

だから総消費者余剰は 700+500+300= 1500円 となります♪^ー^

次に図にしてみましょう♪

図77−2
mikuro77-2.jpg
はい、こんな感じになります。

色の部分がAさんBさんCさんそれぞれの費用

紫色のラインが実際の価格なので、

灰色の部分が生産者余剰になっているのがわかりますね♪^▽^

計算してみると、

(1000円−300円)×(1人)
+(1000円−500円)×(1人)
+(1000円−700円)×(1人)

=700+500+300=1500円  の 総生産者余剰になりますね♪^▽^


次回は供給曲線とからめて考えていってみましょう♪^▽^


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