はい、今回は
価格が変化した時に消費者余剰はどう変化するか?
ということを見ていきます♪^▽^
記号が多いのでちょっと見づらいですが、短いので頑張りましょう。^_^:
図75−1
はい、とりあえずこの図で考えてみましょう。
PからP’という価格に変化した時に(総)消費者余剰がどうなっているか?
ということを見てみようと思います。^_^
さて、まず
変化前の消費者余剰はどうなっているでしょうか。
これは簡単ですね、
需要曲線と
変化前の価格の線の間である
黄緑色の三角形の部分が変化前の消費者余剰
です♪^ー^
今度は
変化後の消費者余剰はどうなっているでしょうか。
これも簡単ですね、
需要曲線と
変化後の価格の線の間である
黄緑色の三角形の部分と
紺色の四角形の部分と紫色の三角形
の部分
が変化後の消費者余剰です☆^▽^
では、変化前と変化後では消費者余剰の大きさはどうなっているかというと、
これも簡単ですね、
紺色の四角形の部分と
紫色の三角形の部分が
価格の変化によって増えました♪
(ここからしばらくは少し難しい話になるので、わからなかったら読みとばしましょう^〜^)
ここで注目。今回わざと
紺色の四角形と紫色の三角形
を分けて書きましたが、これには意味があります。
一応どちらも
「価格変化によって増えた消費者余剰」なのですが、
その余剰を感じる主体が違います。
(難しいねぇ・・・。)
どういうことかというと、
まず
価格変化前はQ(個とか人とか)という需要があるのが図からわかりますね。
これに対して
価格変化後はQ’という需要があります。
ということは、
価格変化によって
「最初に需要していたQ人とは別に
(Q’−Q)人需要者が増えた」
ということがわかります。
需要曲線というのは支払許容額の高い順に人間を並べていると解釈できるので、
Q’人の中のQ人は
紺色の四角形分だけ消費者余剰が増えたと、
Q’人の中の(Q’−Q)人は
紫色の三角形分
だけ消費者余剰を得た、
と分けることができるわけですよ。^_^
(ややこしいね)
今度は逆に価格が上がったときの消費者余剰についての図を見てみましょう。
図75−2
はい、ここでは
価格がPからP’に上昇した時の消費者余剰を見ていきましょう♪
今回の場合、
価格変化前の消費者余剰は
紫色の三角形と紺色の四角形
と黄緑色の三角形の合計で、
価格変化後の消費者余剰は
紫色の三角形のみです。^_^:
価格が上昇すると消費者余剰は
黄緑色の三角形と紺色の四角形の分だけ減るのですが、
この違いについての説明はもう省略しますね。^_^
(さっきみたいにちょっと難しい上に長いので)
とりあえず
消費者余剰というのは消費者の便益を表す
一番わかりやすい目安なのでよく確認しておきましょう☆
次回からは逆に生産者の側の便益について考えてみます♪^ー^
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