講義73. 消費者余剰E

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はい、今回も前回の続きですので

前回の講義をしっかり覚えた上で聞かないとわからないかも。。。^〜^:


とりあえず前回

図72−3
mikuro72-3.jpg

この図を見て、

赤い部分紺色の部分 を足したものが消費者余剰

という内容のことを言いました♪^ー^

これをもっと根本的に言うと

需要曲線価格の線 にはさまれた部分の面積」

といっても良さそうな気がしますね。^〜^

ちょっと違う例で見てみましょうか。

需要者は10人で、全員がリンゴを一つ欲しがっている。
・さらにその需要者は、全員がリンゴに対して「100円までなら払っても良い」と思っている。
実際のリンゴの値段は75円である。

図73−1
mikuro73-1.jpg

はい、結構極端な需要曲線ができましたね。^_^:

価格が100円よりも一円でも高ければ需要は0
価格が100円以下なら需要は10個となっています。

まあ、消費者余剰を理解するにはこれくらい極端なほうがよいでしょう。。。(悟り)

さて、10人とも支払許容額100円 実際価格は75円だから

暗算でも 1人当たり25円の余剰で、それが10個(人)分だから

総消費者余剰は250円♪というのがわかります☆^▽^

図からの計算でも簡単ですね♪

(100円−75円)×(10−0)=25×10= 250円♪となります♪


さて、もっと現実的な需要曲線を考えるため、違う例を見てみましょうか。

需要者は9人
Aさん支払許容額は100円
Bさん90円
Cさん80円
Dさん70円



Iさん20円である。
実際のリンゴの価格は50円である。

図73−2
mikuro73-2.jpg

はい、こんな感じになりますね。(汚い図ですみません〜・・・T_T)

とりあえず消費者余剰は150円になるのですが、 (←各自確認しておいてください♪)

今回重要なのはそこではなく、需要曲線の形状です!!!

今回の図のほうがより右下がりの直線に近づいたと見えませんかね?


各個人の支払許容額や、それに感じる効用というのは

当然それぞれ違うのが普通
ですよね。^_^

※例えば、リンゴが好きな人なら150円払ってもいいけど、
リンゴが嫌いな人は10円くらいまでしか払いたくないとか。^ー^

しかも、世の中には無数の人がいますよね、

特にリンゴ市場(しじょう)=(リンゴを取引する空間全体のこと)

を考えると、いままでのように3人とか10人というような

簡単に数えられる人数が取引してるわけではないですね。^_^:

となると、需要曲線を考える時も無数に人間がいると考えたほうが良いわけです。


で、人数が無数に増えると需要曲線というのは

今までの階段のような形から完全な線になります。

という内容のことを次回やりましょうかね♪(一気にやると混乱するので ^▽^)


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