講義6. 市場についてA

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はい、今回は講義5 の続きです。^ー^

今回は文章が多く、なおかつ少しわかりにくい部分が多いかと思われますので、

途中で嫌になったら、どんどん読み飛ばしてください。^_^:


「企業は利潤が出るものをつくります。」

利潤が出る、ということは『作る費用』より『売る価格』が高いモノ

作る、ということですね。


「モノを作るときは、同じ量を作るなら、

一番コストが低い作り方をします。」

例えば、労働者がたくさん余っているなら

賃金は相対的に低く抑えられる
ので

企業は労働者を多く雇うのが一番得になります。


「一般の人は、自分が欲しいものを持っているお金の範囲で

そのお金をどう使うか選択します。

その時、人々は

そのモノを買うことで得られるメリットと

そのモノを買うことで失うお金のデメリットを比べて

メリットのほうが大きければ買います。」

例えば、作られた財(商品)がとりあえず100個で、

一つ1000円で売っているとします。

でも、『1000円出してでも買いたい』という人が5人しかいなければ、

残りの95個は売れ残ります。

売れないよりは売れたほうが良いですから、

あと残りの95人が「○○円なら買っても良い」と思う値段まで下げます


ここまでのお話は、ある意味当たり前のことですよね。^_^:

「モノを作るときは一番コストを低くする方法で」

「労働者が余っていたら、給料は低く抑えられる」

などなど、現実世界では当たり前のことです。。。

ただ、これらのことをただ「当たり前のこと」ととらえるだけでは

物足りない人たちがいました。それが経済学者達です。^▽^


意味がわかる必要はまったくないので下の図を見てください。


図6−1
mikuro6-1.jpg

図6−2
mikuro6-2.jpg

図6−3
mikuro6-3.jpg

今回の講義で、さっきまでしていた話は

このたった3つの図で表せています。

これらの図は全て

縦軸に価格 横軸に数量をとって表されています。

この

『価格と数量』に集約されること

市場システムの特徴といえます。^ー^

例えば、

「価格」が下がれば、それを欲しいと思う「数量」が増える、

そのモノの「数量」が不足すれば、そのモノの「価格」を上げることで

その企業が得をする・・・。


世の中意外と『価格と数量』で片付く問題も多いでしょ?^-^

市場経済は「誰が何をどれだけ誰と取引しても自由」です。

だから、

仲の良さとか近くに住んでるとか、『価格と数量以外の要因』

を無視してもある程度大丈夫、と考えられます。


ここまで読んできて、まだ意味がわからない人、

理解できなくても全然大丈夫です。(ホント)

ここまでの言葉だけで理解できたら、

経済学なんて底の浅い学問だということになってしまいます。^_^:


とりあえず、ちょっとづつちょっとづつあせらず進んでいきましょう。

わかってしまえばこっちのものです。

「市場システム」という希少な知識を手に入れることで、

あなたの価値が高まることを期待しています♪^▽^


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