講義54. 短期と長期

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はい、今回は「短期と長期」 ということで、

経済学における短期・長期という考え方をお勉強しましょう♪^ー^


短期・長期というのは日常でも使われる言葉ですね。

「短期」は比較的短い時間(期間)、

「長期」は比較的長い時間(期間)というように

具体的な『○○時間』とか『××日』とか決まった期間ではなく

もっと抽象的に使われていますね。^〜^


経済学で言う「短期・長期」というのも

具体的な期間ではなく、抽象的なもの
です。^_^

ほとんどの財は、作るのに複数の生産要素が必要です。

例えば今自動車を作るとします。

自動車を作るには

原料・労働力(人間)・資本(機械)・土地・・・

というように様々な生産要素が必要ですよね。^_^:

とりあえず、単純化のために

自動車を作るには「労働力」 「機械+工場」 の二種類が必要

ということにして話を進めますね。^△^

ここで、いままでより生産を拡大しようと思ったらどういう行動が必要になるでしょう?

とりあえず

@労働力を増やす

A機械+工場を増やす

のどちらか、もしくは両方一気でも良さそうですね。^△^

今回はここからがポイント!`皿´

生産を拡大する期限が仮に1週間だとすると、

はっきり言って機械+工場を増やすのは不可能ですね。T_T

機械や工場なんてのは

増やしたい時にすぐ増やせるなんてお手軽なものではないですからね。^_^:

逆に、労働力を増やすのは可能でしょう。^ー^

人間を雇うことくらいなら一週間もあればアルバイトとして雇ってもいいし

思い切って正社員として雇用を増やしてもいいし、

ともかく労働力を増やすのはできそうです。

と、こう考えると

生産要素によって変更時間が違う

といえますね。^▽^

もう少し詳しく言うと、

投入量の変更を比較的短い期間でできるもの

比較的長い期間かけないといけないもの

という2種類があるといえます。

比較的短い時間でできるもの(上の自動車の例なら「労働力」)のことを

可変的生産要素
といい、

比較的長い時間をかけないといけないもの(上の例だと「機械+工場」)のことを

固定的生産要素
といいます。^―^

で、この言葉を使ってやっと経済学でいう短期・長期の意味がわかります。^_^

経済学でいう「短期」

固定的生産要素変更できない期間

経済学でいう「長期」

固定的生産要素変更できる長い期間

ということです♪^▽^

だから、例えば自動車を100台つくるとき、

短期なら企業は労働力だけを調整して費用を最小化し、

長期で考えるなら企業は機械+工場も調整して費用を最小化する、

ということですね。^_^


かな〜り抽象的な考え方なので少々わかりにくいかもしれませんが

結構大事なことなのできっちり覚えといてくださいな♪


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