はい、今回は
「企業と利潤」
についてのお話です。^−^
まず最初に
企業の意味を知っておきましょう♪
「企業」というのは
『生産要素を投入して生産活動を行い
生産された生産物を市場で供給する経済主体』
という意味です。
ホンダや
ソニーのように俗に
「大企業」と呼ばれているものはもちろん、
近所のスーパーや
八百屋も企業といえますね。^〜^
近所のスーパーは
「労働力」という生産要素を使って
「モノの販売サービス」という生産物を供給していますからね。^▽^
このように考えると「床屋」「タバコを売る小売店」なども立派な企業といえますね♪
で、ミクロ経済学では普通
企業は利潤最大化を目的としている
と仮定しています。
「利潤」というのは
「収入―費用」であらわされます。
例えば
総収入が2億円で
総費用が1億5000万円だった という場合
利潤は
2億―
1億5000万=
5000万円
になります。^ー^
ただし!
ここで注意が必要なのが
『費用』という言葉です!!!
今までの講義でも何回も言っているように
経済学でいう費用とは
『機会費用』のことです!`△´
例えば
小さな居酒屋を思い浮かべてください。
この店で働くのは
店主と
アルバイト店員の合わせて2人だけだとします。
店主は今年
アルバイト店員に通算60万円支払いました。
今年通算で
材料費・光熱費などに140万円支払いました。
で、会計学ならこれでこの
店主の費用は200万になるのですが、
経済学ではもう一つ重要な費用があります。
それは
「居酒屋をしていなければ得られたであろう収入」
です。(重要)
その費用も含めて
収入―費用=利潤
となります。だから仮に
経済学的に利潤が0でも、
会計学的には利潤はプラスになっているわけですね。^〜^:
利潤をできる限り大きくするためには
最適な生産量を達するための生産要素の組み合わせ
というものが重要になってきます。
仮に米を100キロ作るという作業にしても
「
労働力」「土地」「資本(機械)」
などの生産要素の量をいろんな比率(多さ)で組み合わせられます。
が!
それぞれ費用がかかるわけですね、生産要素を使おうと思ったら。^〜^:
利潤を増やそうと思ったら、
仮に
生産量が一定(つまり総収入も一定になりますね)なら
費用が最小の組み合わせを選ぶのが利潤最大化の条件になります。
と、一度の講義で一気に進めてもなんだかわからなくなるので
これ以降は次回以降の講義でじっくり進めましょう。^〜^
ではでは!^▽^
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