講義51. 規模に関する収穫

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はい、今回は

「規模に関する収穫」という言葉をお勉強しましょう♪^ー^


その前に、前回やった「限界生産力逓減の法則」をおさらい!

限界生産力逓減の法則とは

他の条件を一定として、ある生産要素だけを増加させていくと

限界生産力は逓減していく


という意味です。

ポイントは

他の条件を一定として、ある生産要素だけ〜

というところです。

何か一つの生産要素だけなので、例えば農業に

働く人・肥料・土地・機械

という四つの生産要素がいるとして、このうち

「働く人」だけを増やしていくと、

人数を増やしていくほど追加生産力は減っていく〜、という意味ですね。^_^


一方、今回のメインである「規模に関する収穫」というのは

全ての生産要素を同時に増やす時の理論です。^ー^

とりあえず下の3つ覚えましょう!


@規模に関して収穫逓増

全ての生産要素を同時にX倍した時、生産量がX倍以上になること。


A規模に関して収穫一定

全ての生産要素を同時にX倍した時、生産量がちょうどX倍になること。


B規模に関して収穫逓減

全ての生産要素を同時にX倍した時、生産量がX倍以下にしかならないこと。


ちょっと例で見てみましょうか♪^▽^


[規模に関する収穫の例]

いま、米を作るのに「労働力(はたらく人)」 「資本(機械)」

だけが必要だとする。(生産要素は全部で2つということ

現在 働く人が2人機械が3つ  で米の生産量は500sだとする。

ここで、働く人を4人に、 機械を6つにした時(←全ての生産要素を2倍にした

@生産量が1000s以上(2倍以上)になるなら、 規模に関して収穫逓増

A生産量が1000sちょうど(2倍ちょうど)なら、 規模に関して収穫一定

B生産量が1000s以下(2倍以下)なら、 規模に関して収穫逓減

と言います。


普通に考えると、

全ての生産要素を2倍にすれば生産量も2倍に、

3倍にすれば3倍に・・・とキレイに規模に関して収穫一定になりそうなイメージもありますが

現実的・経済学的には都合よく「規模に関して収穫一定」になることはあまりありません。^−^:


とういわけで、次回は「規模に関する収穫」のおこる原因 を考えてみましょう♪^▽^


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