はい、今回は
『限界生産力逓減の法則』
という言葉を覚えましょう♪^▽^
※ちなみに「収穫逓減の法則」ということもあります。^_^
経済学を学ぶ上で基本中の基本の言葉なのできっちり理解しましょう!`□´
例えば
リンゴを生産するとしますね。
リンゴを作るのには普通
土地や
農業用機械、
肥料、
労働力・・・などなど
たくさんの生産要素が必要となります。
「生産要素」というのは
生産のために使われ財・サービスのことです。^ー^
リンゴを生産するために
農機具という「財」や
労働力という「サービス」
を使っていますね。^▽^
で、このリンゴを生産するときに、
労働力以外の生産要素を一定として、
労働力だけ増やすとどうなるでしょうか?
土地や農業用機械が一定量しかない状態で
働く人数だけを増やす、といったイメージで考えてみましょう。^▽^
多分次のような傾向が出てくると思います。
@最初のウチは人数を増やせば、生産量はかなり増える。
Aある程度人数が増えると、今までほど生産量が増えなくなる
。
Bあまり人数が多くなりすぎると、生産量はほとんど増えない
。
※人数が0の時は生産量も0としておきましょう。
まあ、よくある話ですね。^〜^
会社とかを作っても、人数が少ないときは
一人社員が増えるだけでかなり助かる気がするのですが、
社員がかなり多い状態の時に新たに一人増えても
あまり助かった気がしないものですしね。^―^:
で、ちょっとグラフで表現してみましょうかね。
実は2パターンのグラフで表現できます。^―^
パターン@
図50−1
はい、これは
総人数と
総生産量の関係を示した図です。^_^
1人から2人に増えると
生産量はかなり増えて、
10人から11人に増える時は
生産量がそれなりに増えて、
20人から21人に増える時は
生産量がほとんど増えない、
と、確かにさっきの関係をあらわしていますね。^_^
しかし、もう少し応用するともっと
「限界生産力逓減の法則」という言葉らしいグラフが出来ます。^_^
パターンA
図50−2
はい、さっきのグラフを少し変えてみました♪^ー^
縦軸を
「総生産量」から
「限界生産量(追加生産量)」
に変えることで
よりはっきりと
『限界生産力逓減』の様子がわかりますね。^▽^
1人の時は、(追加的に人数を増やすことで)
追加生産量がかなり増える
、
10人の時は、(追加的に人数を増やすことで)
追加生産量がそれなりに増える
、
20人の時は、(追加的に人数を増やしても)
追加生産量はほとんど増えない
、
といった感じです。つまり
追加生産量は人数が増えるほど
だんだん減っていく、ということなので、これを
『限界生産力逓減の法則』
というわけです。^_^
次回は「規模に関する収穫」について♪^▽^
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