講義48. 供給の原理E
   
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はい、今回は前回の続きで

供給曲線限界費用曲線となる理由を考えてみましょう♪^ー^

といっても、前回した話をグラフの上でながめていくだけですが。^〜^:

※今回のお話は中盤以降かなりややこしくなるので、わからなかったら読み飛ばしちゃってください。。。


その前に、今回もお話を続けていく前提として

@企業は利潤最大化が目的

A限界費用は逓増である

B企業は市場価格を受け入れないといけない


というのは覚えておいてくださいな。^▽^


はい、まず「限界費用曲線」というものの意味を考えてみましょう。

限界費用曲線とは

財を追加的に一単位増やすと、追加的にどれだけ費用が増えるか?

ということを 縦軸に限界費用 横軸に財の数 という図で表したものです。

図47−1
mikuro47-1.jpg

↑例として、前回の図を見てみましょう。^_^

これは「生産量が1個の状態追加的に1個リンゴを生産すると80円かかりますよ〜」

生産量が3個の状態追加的に1個リンゴを生産すると100円かかりますよ〜」

生産量が5個の状態追加的に1個リンゴを生産すると120円かかりますよ〜」

ということだと思ってくださいな。^_^ (※前回とは微妙に違いますが、たいした差はないので。。。)

で、ここで利潤を最大化しようと思ったら企業はどういう行動をとるか思い出しましょう!


「限界費用 > 価格(限界収入)」 の時、

こういう場合は、ここからさらに生産すると逆に損失がでてしまいますね。^_^

だから、むしろ生産を縮小します。なぜかというと

生産を縮小すれば、「限界費用分だけ節約できて、価格分だけ損をする」ので、

結局 [限界費用―価格]分だけ総利潤が増えることになるからです。^▽^


「限界費用 < 価格(限界収入)」 の時、

こういう場合は、ここからさらに生産するとさらに利潤が増えますね。^_^

だから、生産を拡大します

生産を拡大すれば、「価格分だけ特をして、限界費用分だけ損をする」ので、

結局 [価格―限界費用]分だけ総利潤が増えることになるからです。^▽^


となると、企業はどういう水準で生産するかというと

「限界費用 = 価格(限界収入)」

の水準で生産するしかなくなりますね♪^▽^

例えば、リンゴの価格が100円であると仮定して図で表すと

図48−1
mikuro48-1.jpg

はい、こんな感じになります。

限界費用のほうが大きければ生産を縮小

価格のほうが大きければ生産を拡大

という作業の結果、必ず『限界費用=価格』となる水準で生産することになりますね。^ー^


で、『生産量が必ず「限界費用=価格」の水準で決まる』

ということは、そこから

価格が○○円のとき、供給量は「限界費用=価格」となる量 である』

と言い換えられそうですね。^−^


で、さらにもう一回言い換えていきます。(ややこし〜・・・。T_T)

価格が100円のときの供給量は、 限界費用が100円の時の生産量です。

価格が120円の時の供給量は、 限界費用が120円の時の生産量です。




と、ここまで書くとわかる人もいると思いますが、

供給曲線 限界費用曲線は、

同じものを違う視点で見ているだけ なのですよ。(重要)  ̄▽ ̄


限界費用曲線

A「ある生産量で、限界費用はいくらですか?」ということ、

供給曲線

B「ある価格で、供給量はいくらですか?」ということ、

さらにここに C「限界費用=価格」 という水準で生産する、という条件が加わります。

「Aから限界費用がわかって、Cの条件から価格がわかり、

その価格からBの供給量がわかり、限界費用と価格が一緒なので

AとBは「生産量=供給量」になっていることがわかる・・・」

という風に、かなりややこしいのですが

結局 限界費用曲線生産量 限界費用の組み合わせ」

供給量の価格供給量 の組み合わせ」

まったく同じ数字をとるということがわかります♪^▽^

まったく同じ数字をとる、というのはつまり

「グラフにすると同じ曲線になる」

ということですね。^ー^

限界費用曲線は 生産量→限界費用

供給曲線は 価格→供給量

という逆の順番で見ていますが、ここに

「限界費用=価格 の水準で生産する」という条件があることで

結果的に限界費用曲線を供給曲線を同じにする働きがあるわけですね。^_^



一気に説明しましたが、

この「限界費用曲線=供給曲線」というのは、なかなかややこしくて

経済学の中で理解するのが難しいものの一つです。^_^:

今の時点でわからなければ、とりあえず結果だけ覚えて

どんどん次に進んでもいいですよ〜。^ー^

後にまた見直してみたら意外とすんなり理解できることもあるので。。。^_^


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