講義47. 供給の原理D

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はい、今回は前回の続きで、

費用を考慮した供給の原理を見ていきたいと思います。^ー^


まず前提として

@企業は利潤最大化が目的

A限界費用は逓増である

B企業は市場価格を受け入れないといけない


という3つの前提を置いておきます。^〜^

Bの「市場価格を受け入れないといけない」というのは

簡単に言うと『世の中でその財が売られている値段以外はつけられない』
(自分で勝手に値段を設定できない)

ということです。

例えば、世の中でリンゴが1個100円で売られているなら

それ以外の値段では売らない(売れない)ということです。^_^


となると、限界収入もすぐわかりますね♪^ー^

限界収入というのは

1個追加的に売ったときに、 追加的に得られる収入のことなので

限界収入は「その財の価格」そのものになります♪^▽^

リンゴの市場価格が1個100円ならば

限界収入は「1個追加的に売ったときに追加的に得られる収入」なので

一個売る=追加的に100円手に入る→→限界収入は100円


作り手の生産量に関わらず、常に限界収入は100円 ですね♪^−^(重要)

で、次は限界費用のほうですが、

今回は

1個目リンゴを作る費用=80円
2個目のリンゴを作るときの追加費用=90円
3個目のリンゴをつくるときの追加費用=100円
4個目=110円
5個目=120円




というように、1個目のリンゴの限界費用は80円で、

1個追加するごとに10円ずつ増えていくことにしましょうかね。

で、ここでちょっと限界費用曲線をグラフにしてみましょう。

図47−1
mikuro47-1.jpg

はい、こんな感じになります♪^ー^

限界費用は、生産量が増えるにつれてだんだん増えている、つまり

限界費用逓増ということがよくわかりますね。^−^


で、今まで同じようなアプローチで供給量を考えてみます。

リンゴが1個90円で売れるとき、限界収入は90円です。

1個目のリンゴは限界費用が80円なので、作って売ると10円利潤が出ます♪
2個目のリンゴは限界費用が90円なので、作って売ると0円利潤がでます♪
3個目のリンゴは限界費用が100円なので、作って売ると10円損失がでます・・・。

というわけで、リンゴの価格が90円のときは リンゴを2つ供給するのが一番合理的です。

リンゴが1個100円で売れるとき、限界収入は100円です。

1個目のリンゴは限界費用が80円なので、作って売ると20円利潤が出ます♪
2個目のリンゴは限界費用が90円なので、作って売ると10円利潤がでます♪
3個目のリンゴは限界費用が100円なので、作って売ると0円利潤が出ます♪
4個目のリンゴは限界費用が110円なので、作って売ると10円損失がでます・・・。

というわけで、リンゴの価格が100円のときは リンゴを3つ供給するのが一番合理的です。





このようにして価格と供給量の関係をあらわした供給曲線を作ると

図47−2
mikuro47-2.jpg

はい、こんな感じになりますね♪^ー^

と、鋭い方はもう気付いたと思いますが、

これは限界費用曲線とまったく同じなんですよ。^▽^

これは偶然ではないです。(重要)


とりあえず細かいことなしで今は

供給曲線 限界費用曲線

と覚えておけば良いと思います♪^▽^


なぜかというと、短く言うと

「限界収入=限界費用となる点が最適生産量だから」

ということなのですが、これだけじゃわからないと思うので

次回もう少しこの「供給曲線=限界費用曲線」

ということを詳しく説明していこうと思います♪^▽^


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