はい、今回は供給の原理を
今までよりももう少し簡単に説明したいと思います♪^ー^
とりあえず二つの前提を置いておきます。
@企業は利潤最大化を目的として行動を決める
A限界生産力逓減の法則が成り立っている
さらにもう一つ復習!
供給曲線というのは、
「ある価格でどれだけ供給量があるか?」
を示したもの、というのを覚えておきましょう♪^〜^
で、Aの
「限界生産力逓減の法則」についても説明♪
これは
モノは、たくさん作れば作るほど
同じ労力(お金)をかけても収穫量の追加分が小さくなる
ということです。
逆の言い方で具体的に言うと
一つ目のリンゴを作るときは
100円かかり、
そこから
新たに二つ目のリンゴを作ると追加的に120円かかり、
そこから
新たに三つ目のリンゴを作ると140円かかり
新たに四つ目のリンゴを作ると160円かかり・・・
というような感じですかね。^〜^
この法則が成り立つ理由ですが、
もし作り手が
合理的にモノを作るなら
当然生産には「一番いい条件(リンゴの場合だったら土地とか)」を最初に使って
次は「二番目にいい条件」、その次は・・・
というように条件の良い順で資源を使っていくので、
後のほうになると生産物に同じ質を保とうと思えば追加生産に対する費用が大きくなっていく、
という原理が働くからです。^〜^(ちょっとややこしい)
で、仮に今
リンゴが130円で売れるとするならば、
一つ目のリンゴを作って売ると 130−100=
30円の利潤
がでます。
さらに二つ目のリンゴを売ると 130−120=
10円の利潤
がでます。
三つ目のリンゴを売ると 130−140=
−10円の利潤がでます。
(10円の損失)
ここで、
今回の前提@企業は利潤最大化が目的なので
利潤最大にしようと思ったら、
リンゴは2つ売ります。
同じように考えると
仮に
リンゴが110円で売れるとすれば
リンゴは1つ売ります。
仮に1
50円で売れるとすれば
リンゴは3つ売ります・・・。
こう見ていくとわかるように、
値段が高いほどたくさん供給、ってことになりますね。^_^:
図46−1
これが供給曲線になります♪^ー^
と、ここまではすこし前の講義でもやったようなお話ですが、
ここからもう少し高度に考えていきます。
具体的には
限界原理
というものを考えていきます。^_^
詳しく言うと
「限界費用と限界収入
を考慮して企業は利潤を最大化するので、
供給曲線はこうなる」
ということを理解できれば良いと思います。
が、言い始めると長くなってしまうので続きは次回に〜♪^▽^
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