はい、今回から何回かに分けて
供給の原理(供給曲線の意味)を見ていこうと思います♪^ー^
その前に、
「供給量」という言葉の意味を抑えておきましょう。
「供給量」というのは
『売り手が売りたいと思い、かつ売ることのできる財の量』
のことです!^△^
だから、
売りたいと思っているだけで、現実的に売りに出すだけ量を作れないなら
それは供給量とはいえませんね。^_^:
さて、今回はまず
供給曲線と費用の関係がどうなっているかを考えます。
※ここでも費用はもちろん「機会費用」のことですよ〜♪^_^
↑あることをするために、犠牲にしたモノ
とりあえず、あまり現実的ではないのですが、
費用が存在しない場合
というのを考えてみます。^_^
費用が存在しない、ということは簡単に言うと
それを供給することで諦めるものが無い
ということです。
諦めるものがない、なら
たとえ
それが安い価格で買われるとしても
高い価格で買われるとしても
供給できるだけ供給するのが一番得になります♪^▽^
もう少し違う言い方をすると、
その財を今より一単位余分に供給するとき
得られるものは「その財の価格」分のお金
、
失うものは「ない」ので、
一単位余分に供給すると常に「その財の価格」分が利潤として増えていきます♪
こう考えると
価格が0円の時は供給してもしなくても変わらず(どっちでも良い)、
仮に価格が0円より少しでも高ければ、その財はめいっぱい供給されることになりますね。
供給曲線にすると
図43−1
こんな感じになります♪^ー^
S’という量が
この市場で売り手側が供給できるめいっぱいの量
で、
価格によらずめいっぱい供給する、という線になりました♪^〜^
今まで
供給曲線は右上がりというのが多かったのですが、
仮に費用がないならば供給曲線は垂直になる、
と覚えておけばよいと思います。^_^
しかし!
現実的には、世の中にあふれているもの、例えば
みかん・リンゴ・CD・本などなど、ほとんどのものは
供給する場合必ず費用を伴うものです。^_^:
次回は費用を考慮した供給曲線を導くことを考えてみましょう♪^▽^
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