講義43. 供給の原理@

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はい、今回から何回かに分けて

供給の原理(供給曲線の意味)を見ていこうと思います♪^ー^

その前に、「供給量」という言葉の意味を抑えておきましょう。

「供給量」というのは

『売り手が売りたいと思い、かつ売ることのできる財の量』

のことです!^△^

だから、売りたいと思っているだけで、現実的に売りに出すだけ量を作れないなら

それは供給量とはいえませんね。^_^:


さて、今回はまず供給曲線と費用の関係がどうなっているかを考えます。

※ここでも費用はもちろん「機会費用」のことですよ〜♪^_^
↑あることをするために、犠牲にしたモノ

とりあえず、あまり現実的ではないのですが、

費用が存在しない場合

というのを考えてみます。^_^

費用が存在しない、ということは簡単に言うと

それを供給することで諦めるものが無い

ということです。

諦めるものがない、なら

たとえそれが安い価格で買われるとしても

高い価格で買われるとしても


供給できるだけ供給するのが一番得になります♪^▽^

もう少し違う言い方をすると、

その財を今より一単位余分に供給するとき

得られるものは「その財の価格」分のお金

失うものは「ない」ので、

一単位余分に供給すると常に「その財の価格」分が利潤として増えていきます♪

こう考えると

価格が0円の時は供給してもしなくても変わらず(どっちでも良い)

仮に価格が0円より少しでも高ければ、その財はめいっぱい供給されることになりますね。

供給曲線にすると

図43−1
mikuro43-1.jpg
こんな感じになります♪^ー^

S’という量がこの市場で売り手側が供給できるめいっぱいの量 で、

価格によらずめいっぱい供給する、という線になりました♪^〜^


今まで供給曲線は右上がりというのが多かったのですが、

仮に費用がないならば供給曲線は垂直になる

と覚えておけばよいと思います。^_^

しかし!

現実的には、世の中にあふれているもの、例えば

みかん・リンゴ・CD・本などなど、ほとんどのものは

供給する場合必ず費用を伴うものです。^_^:


次回は費用を考慮した供給曲線を導くことを考えてみましょう♪^▽^


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