講義40. 需要曲線の考え方

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はい、今回は「需要曲線の考え方」 ということで、

前回の講義での需要曲線の導き方が今ひとつ理解できない人向け

ちょっと違う視点で考えていこう、という話です。^_^

結構簡単な話なのでさくさく進めていきましょう〜♪


とりあえず需要者が200人いるみかんの市場を考えます。

で、特徴として「一人は一つのみかんを欲しがっている」としましょう。

で、さらに「みんなそのみかんに対して感じている効用はばらばら」としますね。^ー^

具体的には

NO.1さん・・・みかんに200円分の効用を感じている

NO.2さん・・・みかんに199円分の効用を感じている



NO.200さん・・・みかんに1円分の効用を感じている

こんな感じだとしましょう。^▽^

さらに、自分の感じている効用より高いか同じの時はそのみかんを買うとします。

さてさて、ここで『みかんの価格が○○だったとき全体で××の需要がある』

というのを考えてみると

まず、みかんが200円のときは、NO.1さんだけが買います。

199円のときは、NO.1さんとNO.2さんという二人が買います。



1円のときは、NO.1〜NO.200さんという二百人が買います。

というように、価格が安くなるほど買う人(需要者)が多くなる のがわかりますね♪^▽^

結局図にすると

図40−1
mikuro40-1.jpg

このように、うまい具合に右下がりの需要曲線になりました♪^ー^

違う言い方で考えると、

高い評価をしている人から順に並べて、

ある価格を決めてその価格で買うかどうかを聞いていって

どこまで買ってくれるか人数を数える

という作業をしていることですね。


で、別にこれって

「一人一つしか買わない」とか 「みんなの効用がばらばら」とかいう条件が

なくても似たような結果になります。^▽^
(今回は詳しくやりませんがね)

※しかし、この方法で需要曲線を導いたり

需要曲線の考え方を完璧にマスターしたとはいえないので注意!


さて、今回は需要曲線の導き方・考え方を今までとは違った方法で見ました。

とりあえずここまでで〜消費者の行動〜というセクションは終りで、

次回からは費用と供給に関して学んでいこうと思います♪^▽^


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