講義4. 費用について

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「あるものの費用 は、

それを得るために放棄したものの価値である」



はい、いきなり

なんのこっちゃ?^−^:

という言葉ですが、これが今回一番言いたいことです。

とりあえず今回は、

「大学生の費用」

というものを例に考えていきましょう♪^ー^


世間一般では『大学生の費用』というものは、

「学費+教科書代+下宿代+食費+・・・ect・・・」

このような感じに思われているようです。^_^

ただ、この考え方だとマズイ点があります。T_T

下の図を見てください♪

図4−1
mikuro4-1.jpg

フリーターと大学生の『世間一般に言われている費用』 を比べてみました。

どうでしょう、マズイ点はわかりますか?^_^:

この図を見ればわかると思うのですが、

@『下宿代』『食費』は、別に「大学生だからかかる費用」にはなってません よね。^_^:

また

A大学で講義を受けたりレポートを書いたりする『時間』は、
「大学生だからかかる費用」になる、といえるのではないでしょうか?^_^:


ここまでの話をふまえて、

経済学での費用とは何か、というと、一言でいうなら

『機会費用』

のことです。^ー^

機会費用というのは

「あるモノを手に入れるためにあきらめたモノ」

です♪^▽^

特にお金に換算する必要があるわけではありません。

次のような例を見てください♪

「おきている」か「寝ているか」の2つのことだけ考えると、

「8時間起きている」ことは、 「8時間寝る」という費用がかかっています

もっと簡単な例もあります。

ここにロボットがあるとします。

これを売れば100万円 になり、使えば50万円で売れる製品が作れるとすると、

このとき、

「このロボットを売る」ことは、 「使って50万円の製品を売る」という費用がかかっています


「8時間おきている」ために、「8時間寝る」ことを諦めた、

「100万円手に入れる」ために、「50万円儲ける」ことを諦めた、

機会費用とはそういうことです。^−^


この『費用』の考え方、世の中の全てのものに 希少性があるから

「あきらめるもの」が生まれる
のであって、

希少性がなければこの費用は0になります。

例えば、土地が本当に無限にあるなら

トマトを作ってもジャガイモを作っても、

(土地に関する)費用はまったく存在しません
よね。^_^

なぜなら、「トマトを植える」ことで、「他の何かを植えることを諦める」 なんてことはないですから。

ありえないとは思いますが、このような『費用のかからない行動』というのは

経済学の対象になりません。(ホントです。)


最後に費用の例をもう少しだけ♪

実は機会費用を意識して無くてもよくわかっている人というのは結構います♪

例えば、

『大学を中退してプロスポーツ選手になる』

もしくは

『大学進学せずにプロスポーツ選手になる』

これらの方々は、

「大学生になる費用」

『プロスポーツ選手としてもらう給料』という、莫大なものだということを

よくわかっているのだと思います♪^▽^


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