はい、今回は
『需要曲線の導き方』
ということで
今までの知識を総動員して理論的に需要曲線を考えてみましょう♪^ー^
さて、まず最初に
『需要曲線』の意味だけ思い出してみましょう。
需要曲線というのは、
『他の条件を決められたものとして、
価格が○○の時に需要量は●●ということを示した線』です♪
注意点としては
価格→需要量
という順番を間違えないことです。^_^: (以前何回も言いましたね)
つまりは
↓
[価格が動いたときに、需要量がどう変化するか]
↑
これがわかればいいわけですね♪^ー^
さて、ここで今までやってきた
「最適消費計画」というものが非常に役に立ちます☆
実際に見てみましょう!
図37−1
はい、これは
「みかんの値段が下がったときの予算線の変化」をあらわしています。
言い換えると
@「その他の条件は一定でみかんの価格だけが下がった」
ということです。
↑まずこれを覚えておいてくださいね。^_^
で、次の図
図37−2
今度は予算制約線と無差別曲線を組み合わせて
最適な消費点(G)を求めました。この
グラフの縦軸は「みかんの数」
をあらわしていて
E点よりも
G点のほうが上にあるということは、
A「みかんの需要量(=消費量)が増えた」
ということですね。^_^
さて、ここでさっきの
@「その他の条件は一定でみかんの価格だけが下がった」
と
A「みかんの需要量(=消費量)が増えた」
の二つを組み合わせて考えると
『その他の条件を一定として、
みかんの価格が下がると
みかんの需要量が増える』
ということがいえそうですね♪^▽^
これを図にすると
図39−1
はい、こんな感じになります。
みかんの価格が下がる→
みかんの需要が増える
(みかんの価格が上がる→みかんの需要が減る)
ということを繰り返していくと、その点の軌跡は右下がりになりますね♪^ー^
これこそみかんの
需要曲線ですね☆^▽^
※以下は余談
さて、ここまで標準的な需要曲線の導き方を見てきたわけですが、
実はこの作業をきっちりできる経済学部生って意外といません。。。T_T
高校での公民科目での『需要・供給』の教え方が悪いのもあるのですが、
やはりみんな
「安ければたくさん欲しいだろうから」とか、その程度の認識で
需要曲線を考えている人も多いんですよ。。。^_^:
しかし、経済学を学ぶにつれて、需要曲線が右下がりじゃない場合も出てきます。
それを説明するときにこの
『最適消費計画』の考え方を使わないと
どうにも説明しづらいんですよ。。。
とはいえ、この方法でまだピンと来ていると思うので、
次回は少し
裏技的な需要曲線の導き方を教えます。^_^:
・・・あまり好きな考え方ではないのですがね。。。。^▽^:
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