講義38. 最適消費計画D

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さて、今回は「予算がそのもの変化したとき」

最適(=効用を最大化する)な組み合わせがどうなるか見ていきます♪^ー^

もうわかる人はわかるので、さらさらっと進めていきましょう♪


とりあえず無差別曲線 予算制約線を見ていくのですが、

予算が変化してもみかんやリンゴに対する効用は変わらないので

無差別曲線の形は変化しません!^○^

しかし、予算制約線のほうは

予算そのものが変化するのだから、 当然変化します。^_^:

例えば、リンゴ100円みかん200円 という今までの設定で

予算が1000円から2000円に増えた、とすると

図33−1
mikuro33-1.jpg
このように、青い線から 赤い線になります♪前に一回やりましたね♪^ー^(講義33 あたり)

以前やったようにこれは

「制約がゆるくなった」ことをあらわしています。^−^

さて、では無差別曲線と予算制約線を組み合わせてみましょう!

図38−1
mikuro38-1.jpg

はい、どうでしょうか?

予算が増える前無差別曲線と予算制約線の接する点

予算が増えた後です。

で、E点を通る無差別曲線Lよりも H点を通る無差別曲線Oのほうが

全体的に右上にあるので

H点のほうが効用水準が高いということです。^▽^

予算が増えると効用水準が増した、ということですね♪^ー^

ちなみにリンゴ・みかん共に買う量が増える組み合わせにもなっています。


はい、ではここ5回の講義のまとめを2つ!

@どちらかの財の値段が下がる 効用水準が上がる組み合わせを選べる
(どちらかの財の値段が上がると、効用水準が下がる組み合わせしか選べない)

A予算そのものが増えると 効用水準が上がる組み合わせを選べる
(予算そのものが減ると、効用水準が下がる組み合わせしか選べない)

たったこれだけですね〜♪

まあ、確かに直感的にもわかることなんですが、

理論的に説明するには無差別曲線と予算制約線を組み合わせるという

テクニックを使わないと、中途半端な説明に終わってしまうもので。。。^〜^:


で、次回はこれらをさらに応用して、

需要曲線はなぜ右下がりか?ということを 理論的に見ていこうと思います♪^▽^


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