さて、今回は
「予算がそのもの変化したとき」
の
最適(=効用を最大化する)な組み合わせがどうなるか見ていきます♪^ー^
もうわかる人はわかるので、さらさらっと進めていきましょう♪
とりあえず
無差別曲線と
予算制約線を見ていくのですが、
予算が変化してもみかんやリンゴに対する効用は変わらないので
無差別曲線の形は変化しません!^○^
しかし、
予算制約線のほうは
予算そのものが変化するのだから、
当然変化します。^_^:
例えば、
リンゴ100円、
みかん200円
という今までの設定で
予算が1000円から2000円に増えた、とすると
図33−1
このように、
青い線から
赤い線になります♪前に一回やりましたね♪^ー^(
講義33
あたり)
以前やったようにこれは
「制約がゆるくなった」ことをあらわしています。^−^
さて、では無差別曲線と予算制約線を組み合わせてみましょう!
図38−1
はい、どうでしょうか?
予算が増える前の
無差別曲線と予算制約線の接する点
は
E、
予算が増えた後は
Hです。
で、
E点を通る無差別曲線Lよりも
H点を通る無差別曲線Oのほうが
全体的に右上にあるので
H点のほうが効用水準が高いということです。^▽^
予算が増えると効用水準が増した、ということですね♪^ー^
ちなみにリンゴ・みかん共に買う量が増える組み合わせにもなっています。
はい、ではここ5回の講義のまとめを2つ!
@
どちらかの財の値段が下がると
効用水準が上がる組み合わせを選べる
(どちらかの財の値段が上がると、効用水準が下がる組み合わせしか選べない)
A
予算そのものが増えると、
効用水準が上がる組み合わせを選べる
(予算そのものが減ると、効用水準が下がる組み合わせしか選べない)
たったこれだけですね〜♪
まあ、確かに直感的にもわかることなんですが、
理論的に説明するには
無差別曲線と予算制約線を組み合わせるという
テクニックを使わないと、中途半端な説明に終わってしまうもので。。。^〜^:
で、次回はこれらをさらに応用して、
需要曲線はなぜ右下がりか?ということを
理論的に見ていこうと思います♪^▽^
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