はい、今回は前回までのちょっとした応用をやってみましょう♪^▽^
とりあえず前回の復習をちょっとだけ!
ある予算の中で二つの財(例えばリンゴと
みかん)の最適な消費の組み合わせは
無差別曲線と予算制約線の接する点で与えられる
ということでした。
文章だとわかりにくいので、図で説明すると
図36−2
この図なら、
Aでも
B
でも
Cでも
D
でも
Fでもなく
Eのような
みかんとリンゴの組み合わせ
ということですね♪^▽^
で、今回はここから少し変化させていきます。
今までの話は
予算1000円、リンゴ100円、みかん200円という設定で見てきましたが、
この中で
みかんの値段だけを100円に変更してみましょう。
ここでまず
値段が変わってもみかんやリンゴに対する効用は変化がないので
無差別曲線の形は変化しません。^ー^
では、
予算制約線のほうはどうでしょうか?
こちらは変化しそうですね。具体的には下図のように変化します。
図37−1
はい、みかんが安くなったことで、今までよりも多い組み合わせが可能になりました。
さてさて、では無差別曲線と予算制約線を重ねてみましょう!
図37−2
みかんが200円だったときはE点で無差別曲線と予算制約線が接していましたが
みかんが100円になったことで
G点で接するようになりました♪
で、ここでチェック!
みかんが200円の時は、
効用水準はLの曲線でしたが
みかんが100円になったことで、
効用水準はNの曲線になりました。
Lの曲線よりもNの曲線のほうが上にあるので
効用水準は
E点よりも
G点のほうが高いということですね♪^▽^
つまり、最初から考えると、
2つの財(リンゴとみかん)のうち、どちらか一方の値段が下がることで
結果的に効用水準がいままでより高くなる組み合わせが可能になる
というのが今回の結論です♪
次回は
「予算そのものが変化したとき」を考えてみましょう♪^▽^
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