講義33. 予算制約線B

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はい、今回も予算制約線 について考えていきましょう♪^ー^

前回はものの値段が変わったときの予算制約線のシフトについてでしたが、

今回は他の原因でのシフトを考えてみましょう♪


結論から言うと、その他の原因というのは

予算そのものが変化した場合

のことです。^_^:

ここで復習! 予算制約線というのは

ある予算の下で、 ある価格の2つの財買える量の組み合わせをあらわす線」

のことです。

前回はこのうち

ある価格の2つの財の部分を変化させました。

今回は

ある予算

の部分を変化させてみよう、というわけです♪^▽^

では、例に沿ってやってみましょう!


例)「予算1000円で、 リンゴ一個100円みかん一個200円

という条件から「予算が2000円」 という条件になった場合。

この条件で、まず買える組み合わせを表にしてみましょう!^ー^

予算が1000円のとき
リンゴ(100円)
みかん(200円)
0個
5個
2個
4個
4個
3個
6個
2個
8個
1個
10個
0個



予算が2000円になったとき
リンゴ(100円)
みかん(200円)
0個
10個
2個
9個
4個
8個
6個
7個
8個
6個
10個
5個
12個
4個
14個
3個
16個
2個
18個
1個
20個
0個

はい、どうでしょうか?

予算が2000円になったときのほうが、買う組み合わせが多いということは

直感的に「制約がゆるくなった」ということがわかりますかね?^_^

さて、これを今度は視覚的にあらわしてみましょう!

図33−1
mikuro33-1.jpg

予算制約線というのは

その線より内側(原点側)の組み合わせなら買うことが出来る

ということもあらわしています。

で、図を見ると

青い線赤い線 より常に内側にあることがわかります。

この意味は

予算が多くなれば、それまで以上にリンゴ・みかんを多く買うことが可能、ということです。^_^


今回はこれだけです、特に問題はないと思います。

これも予算制約線のシフトですね。^_^


さてさて、次回は

今までやった「予算制約線」と、ちょっと前にやった 「無差別曲線」

を使って、もう少し踏み込んだことをやっていきましょう♪


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