講義24. 無差別曲線@

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はい、では今回は無差別曲線 というものを見ていきます♪^ー^


ちょっとその前に、次の図を見てください。

図24−1
mikuro24-1.jpg

これは、

何か一つモノ(例えばリンゴ)が増えていけば

一応、総効用は増えていくが、

その伸び具合がだんだん低下していくことを表しています。^_^

具体的な数字例で見ると、

一個目のリンゴはすごく嬉しい!^▽^

二個目のリンゴはまあまあ嬉しい。^_^

三個目のそれなりに嬉しい。 ̄▽ ̄





と、リンゴの個数が増えていくと、だんだん嬉しさ度合いが減っていくことです。^_^:

ここで、「幸せ」という単位があったとして

一個目のリンゴから得られる効用を10幸せ

二個目のリンゴから得られる効用を5幸せ

三個目のリンゴから得られる効用を2幸せ

というように、具体的な数字にしてみたとしましょう。

こうすると、


リンゴが一個あるときの総効用は 10幸せ

二個の時は 10+5=15幸せ

三個の時は 10+5+2=17幸せ


というように、確かに

リンゴの数が増えるほど総幸せ度が上がっていますが、

その伸び方は

0 → 10 → 15 → 17

10UP
5UP
2UP

というように、一個追加したときの幸せ度の追加分 はだんだん減っていってますね。^_^

これが前回の講義で学んだ

『限界効用逓減の法則』

というものです。^_^


さて、この話は

「リンゴの数」と「効用」という二つの要素 で見ていけました。

要素が二つですから、グラフにするとき 「横軸(I軸)」と「縦軸(y軸)」の二つであらわせました。

が!

今度は、二つのもの(例えばリンゴとみかん)の組み合わせ効用

というもので考えていくとどうでしょう。

このとき、要素は

「リンゴの数」「みかんの数」 「効用」

という、3つの要素になってしまいます。 ̄− ̄;

これでは、2次元(縦と横)の図ではあらわせません・・・。T_T

無理矢理図にすると

図24−2
mikuro24-2.jpg
う〜ん、どうにもこうにも上手く表せないんですよね。^_^:

美術の先生とか、デッサンが上手い人なら

わりと簡単に図にできるかもしれませんが、

それを図にしたところでこの三次元の図では

経済学的に大事なことは何もわかりません 。^_^:

そこで、経済学者の考えた

2つのものの組み合わせと効用の関係を描く図を

次回から詳しく見ていきましょう♪^ー^


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