講義23. 限界効用逓減の法則

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最初に謝り!m(_ _)m

今回は前回の予告とは違い、

「限界効用逓減(ていげん)の法則」というものを扱います。^_^:

これを知っておかないと先に進めないもので。。。すみませ〜〜ん。。。T_T


さてさて、今回のタイトルである

「限界効用逓減の法則」の意味を確認しておきますね。^_^


『限界』「追加的一単位」

『効用』「幸せ・気持ちいい・便利、など」

『逓減』「だんだん減っていく」


という意味なので、全部あわせると

追加的一単位から得られる幸せ・気持ちよさ・便利さなどは だんだん減っていく

という意味になります。


わけわかんねぇ。。。T_T(難)


実例で見ていったほうが簡単だと思うので、

ちょっとリンゴの例で見ていきますね。^▽^:


今私は空腹だとしましょう。

まず何も持っていない状態で!

一つのリンゴをもらうとどれくらい幸せでしょうね???

空腹の時のリンゴというのはとても嬉しいものなので、

ごっつ嬉しい 、という評価にしておきます♪^ー^


さて、ではそのリンゴを一つもらった状態で、

さらに追加的にリンゴをもらうとどれくらい幸せでしょうか?

一つ目ほどではないものの、これも嬉しいので

結構嬉し 、という評価にしましょう。^_^


さてさて、その後リンゴを2つもらった状態

さらに追加的にリンゴをもらうとどれくらい幸せなのでしょうか?

さすがに1つ目、2つ目のような嬉しさは無いものの、

まあまあ嬉しい、という評価にしておきましょう。^_^:





さてさてさてさて、これを繰り返して

リンゴを100個もらった状態

さらに追加的にリンゴをもらうとどうなるでしょう??

ないよりマシだが、

ほとんど嬉しくない、という評価になりそうですね。^_^:


これが限界効用逓減の法則のいいたいことですね。

図にしてみると

図23−1
mikuro23-1.jpg

↑こんな感じですね。確かに

追加的一単位(リンゴが一個増える)から得られる

効用(幸せ・嬉しさ)が

逓減(だんだん減っていく)していますね♪^ー^



さてさて、ここからさらに発展して言えることがあります!

それは

同じモノを10個持つよりも、

2つのモノを5個ずつ持つほうが効用が高い


ことが多い、ということです。^_^

そうですね、なぜなら

同じモノを10個持つと

一つ目の効用2つ目の効用3つ目の・・・・・+10個目の効用

というように、6〜10個目の効用は極々小さなものになってしまいますからね。^_^:

逆に、2つのモノを5個ずつ持つと

(1つ目〜5つ目の効用×2

というように、さっきよりも相対的に総効用が多くなりますね。^▽^


ちょっとわかりにくいとは思いますが、

今回言いたいことは

「同じモノを追加的にもらっても、その効用は逓減していく」

「モノは分散して持つほうが好まれる」

この2つです。^_^

これを前提に、次回はある図を見ていきます♪^▽^


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