講義16. 市場均衡A

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はい、今回は前回の講義15 の続きです♪^▽^

とりあえず前回の復習を少しだけしておきますね。

図15−1
mikuro15-1.jpg

この図では、点E 市場均衡をあらわします。

この市場均衡点では


@買い手側は、その価格望む量を需要する

A売り手側は、その価格望む量を供給する

Bその価格では需要量と供給量が一致する。


この3つの条件をみたしています♪^ー^


さてさて、今度は次の図を見てみましょう。

図16−1
mikuro16-1.jpg

↑図自体はほとんど変わっていないのですが、

今度は価格が150円になってしまったときの図ですね。^_^:

例えば、政府が価格規制をして、この財を150円で売らないといけない

というような場合ですね。

さてさてちょっと分析!´▽`

価格が150円になってしまうと、

買い手が買いたい量(50コ)

売り手が売りたい量(150円)の間に

15050100コの差ができてしまいますね。

これは市場均衡ではない ですね。^_^:

条件にある

2.売り手はその価格で売りたい量を売る

3.需要量と供給量が一致

という2つが満たされていませんから。。。T_T
(条件1は満たしていますね、150コのうち50コ買うことができますから。^_^)


で、この状態の何がマズイのでしょう?

いろいろ問題点はありますが、一番簡単な問題点は

「無駄な生産」

というものが明らかに生まれていることですね。^_^:

売れる量は50コなのに150コ供給しようとしている、、、

明らかに100コは無駄です。T_T


経済学の目的の一つは

「希少な資源をどう配分するか」

ですから、

この状態がマズイというのは言うまでもありませんね。^−^:


次回は「均衡以外の価格がついている」ような場合、

時間がたつとどうなるかを見ていきましょう♪^▽^


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