講義14. 弾力性とは?C

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はい、今回は前回の講義13 の続きです。^_^


前回は「需要の価格弾力性」というものを見ましたね。

それが買い手にどういう影響を与えるか見てみましょう♪^▽^

まず最初に復習!


[需要の価格弾力性]

需要の変化率(%)
=――――――――――
価格の変化率(%)


です。これを覚えておいてくださいな。^_^

で、具体的に図でチェック!

図14−1
mikuro14-1.jpg

この図では

需要 10%変化

価格 20%変化

なので、弾力性

10
――――
20

0.5 となりますね。^_^

さてさて、今度は「買い手が支払う総額」を見てみましょう。

最初は 100円×100コ =10000円

だったのが、価格が100円から80円に下落したとき、

80円×110コ=8800円

というように

総支出額が減りました♪^▽^


さて、次の図ではどうでしょうか?

図14−2
mikuro14-2.jpg

今度は 需要50%変化 価格20%変化  ですから、

50%
――――
20%

2.5 これが弾力性になりますね。^−^

で、さっきと同じように価格が変化したあとの総支出を見てみると、

80円×150コ=12000円

と、さっきより多くなってしまいましたね。。。T_T


ここまでの話でもう大体わかると思いますが、

弾力性が(相対的に)高いと

価格DOWN = 総支出UP T_T

という関係が成り立ってしまいます。

安くなったのに、全体としてはたくさんお金を払っているということですね。^_^:

逆にこの場合

価格UP =総支出DOWN

ということも言えますね。^_^:

だからどうした、という話になりますが、

今の段階では詳しく話せませんが、これも

『税金』を考えるときに結構重要な意味を持ちます。

とりあえず

「価格弾力性」というものの考え方をしっかり頭に入れておいてください☆


次回は「市場均衡」というものを考えていきます♪^▽^


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