講義112. 戦略型ゲームA

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はい、今回は前回の続きで、

戦略型ゲームで語れる状況を2つほど見ていきますね。^_^


[広告ゲーム]

今、二つのパソコンを作る企業NEC富士通があったとします。

どちらもとりあえずパソコンだけ作っていると考えましょう。

で、性能も拮抗していて、去年の利益はどちらの企業も4兆円だったとします。

今年、二つの企業は「広告をする」か「広告をしない」かを迷っています。

もし、自分の企業だけが広告をすると、

消費者は自社の製品を好むようになり、相手企業より自企業から買うようになるので、

自社の利益は5兆円になりますが、

相手の企業は客をとられるので利益が2兆円に減ります。

どちらの企業も広告すると、

消費者は今までと好みが変わらず、お互い販売量に変化は無いですが、

広告費だけが多くかかり、どちらの企業も利益が3兆円になります。

どちらの企業も広告しなければ利益はどちらも4兆円です。


はい、まず↑この簡単なゲームを利得行列にしてみましょう♪
(※利得行列=前回の講義の図111−1のような図のこと)

図112−1


はい、こんな感じですね♪^▽^

プレイヤーNECと富士通

戦略どちらも「広告する」「広告しない」の二つ、

利得

・NECも富士通も「広告する」 ⇒ どちらも3兆円
・NECは「広告する」、富士通は「広告しない」 ⇒ NECは5兆円、富士通は2兆円
・NECは「広告しない」、富士通は「広告する」 ⇒ NECは2兆円、富士通は5兆円
・NECも富士通も「広告しない」 ⇒ どちらも4兆円


ということが一つの図(利得行列)で表されています☆^○^

では次のゲームを見てみましょう。


[チャンネル選びゲーム]


今、恋人同士のA君Bさんが居ます。

お互いテレビを見ようと思っているのですが、見たい番組はそれぞれ違い、

A君はプロ野球中継が見たく、Bさんはドラマを見たいと思っています。

一応この家には二つのテレビがあり、別々にテレビを見ても良いのですが、

できれば二人一緒にテレビを見たいと思っています。

仮に、二人が一緒にプロ野球中継を見ると、

A君はとても満足Bさんはまあまあ満足
です。

仮に二人が別々にテレビを見ることになると、

お互いなかなか満足
です。

仮に二人が一緒にドラマを見ると、

A君はまあまあ満足Bさんはとても満足
です。


ではさっそく↑このゲームを利得行列にしてみましょう♪

図112−2


はい、こんな感じになります。^_^:
(ちょっと利得がわかりにくいですなぁ。。。)

まず、プレイヤーA君とBさんの二人ですね。

戦略は二人とも「プロ野球中継を見る」「ドラマを見る」の二種類としました。

で、利得はちょっと見にくいのですが、

(○○○  
   、×××)

↑カッコの左上に書いてあるほうをA君の利得、
カッコの右下にあるほうをBさんの利得にしました。^_^

たとえば、A君が「プロ野球」Bさんも「プロ野球」を選んだときは、

(とても、   
   まあまあ)


となっているので、

A君は『とても満足』Bさんは『まあまあ満足』という利得を得ることを表しています。

※ホントは「まあまあ満足」とか、文章にするよりも
とても満足=10 なかなか満足=7 まあまあ満足=5
という風に数字にしてはっきり大小の順序をつけたほうがすっきりするのですが、
混乱するといけないので今回は文章のまま利得を表現しました。^_^



今回とりあえず2つの例を見ましたが、これだけだと物足りないので

次回も戦略型ゲームの例をいくつか見ていきましょう♪^▽^


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