講義107. 税と弾力性C

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はい、今回は前回の続きで

弾力性の低い需要曲線弾力性の高い供給曲線

を持つような財に税金をかけたときを見てみましょう♪^−^

とりあえず、

税金を買い手にかけようが売り手にかけようが、

その効果は同じ
ということはすでにわかっているので、

今回も「売り手(生産者)のほうに税金をかける」という例でみていきますね。^_^


まず、図を見てみましょうか。

図107−1


(相対的に)弾力性の低い需要曲線

(相対的に)弾力性の高い供給曲線

を描いてみました♪^▽^

で、その均衡点がE均衡価格がP均衡取引量がQ

というのも図からわかります。

わかりにくかったら、

弾力性の低い需要曲線というのは

「値段が上がっても買う量をあまり変えない」

という傾向が強く


弾力性の高い供給曲線というのは

「値段が上がったら供給量をたくさん増やそう」

という傾向が強い
、と言い換えても良いです。^〜^

で、ここに

『売り手は一個の取引につきt円の税がかかる』

という条件を付け加えるとどうなるでしょうか?

図107−2


はい、どうでしょうか?

まず、取引量は Q→Q’ と減少していますね。T_T

で、買い手の(一個あたりの)支払い金額

供給曲線が上にシフトしたことで P→P’ に上昇しています。T_T

で、売り手の(一個あたりの実質)受取り金額は、

(買い手が払う金額から税金分を引いたものなので) P→P” に減少しています。T_T

ここまでは今まで何度もやってきたことなので良いとして、

次は「税の帰着」がどうなっているかを見てみましょう♪

前回習ったように

買い手への税の帰着(課税後の実質支払い金額)−(課税前の価格)

売り手への税の帰着(課税前の価格)−(課税後の実質受取り金額)

なので、税の帰着を視覚的に表すと

図107−3


はい、こんな感じになりますね。^〜^

買い手への税の帰着は P’−P なので

図の黄緑色の長さになり、

売り手への税の帰着は P−P” なので

図の水色の長さになります。

図を見ればすぐわかりますね、

明らかに黄緑色の長さ(つまり買い手への税の帰着)のほうが大きいです。

ということは

弾力性の低い需要曲線弾力性の高い供給曲線

をもつような財市場に税金をかける

税の負担は買い手のほうに重く割り振られる、ということです。(重要)


前回と今回のお話をまとめると、どうやら

税の帰着(負担)は『弾力性が低いほうに重く振り分けられる』と言えそうです。

数学的な証明はあまりこのサイトになじまないので、

直感的にどういうことかを簡単に言いましょう。

弾力性が低い=価格が上がっても需要(供給)量をあまり変えない

ということなので、税がかかって価格が上がりそうなとき、

弾力性が低いほうは需要(供給)量をあまり変えたくないのに、

弾力性が高いほうは供給(需要)量を大きく変えたいと思っています。。

となると、このままほっとくと需要超過(供給超過)になってしまいますね。^〜^:

これを解消するには、

弾力性が低いほう

「(実質支払い)価格を上げても良いから買いたい」
「(実質受取り)価格を下げても良いから売りたい」


という調整をするしかないですね。^〜^


うむむ、、、あまりわかりやすい説明になってないなぁ。。。T_T(自虐)

ま、とりあえず要点は

「税の負担は弾力性が低いほうが多く負担する」

ということです。(重要)


さて、とりあえずここまでで税金を多く負担する側の条件がわかったので、

次回は「奢侈品(しゃしひん)」に税金をかけるとどうなるか?(※奢侈品=ぜいたく品)

ということを見ていきましょう♪^ー^


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