講義1. ミクロ経済学?

     
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はい、今日から始まりました「経済学の間〜ミクロ経済学編〜」

最初の講義ということで、

今回はとりあえず「ミクロ経済学」というもののイメージをおおざっぱにつかみましょう♪^ー^


ミクロ経済学というのは昔は

『価格理論』

と呼ばれていました。

言葉どおり、「価格に関する理論」ということですね。^―^:

そして、ミクロ経済学では残念ながら文章だけではなく

「文章・図(グラフ)・数式」

というものを使わないと説明できないものが多いです。T_T

ここで少し例を見てみましょう。^ー^

今は理解できなくてまったくかまいません!(最初から理解するのは当然無理です。)

とりあえずこんな感じなんだ〜、というイメージだけつかんでください。^▽^


例:ほぼ全ての財は、

需要においては価格上昇に伴い低下、

供給においては価格上昇に伴い増加する。

そして、供給曲線は限界費用曲線と同じ軌道を描く。


図1−1
mikuro1-1.jpg
D=b−aP
S=c+dP

D=Sのとき 均衡価格と均衡需給量が得られる。

※↑上の式と図は適当なので、正確に書くと全然違いますよ。^_^


はい、硬い文章・わけのわからない図・意味のわからない数式・専門用語・・・。

実はミクロ経済学学生から非常に嫌われる分野 です。T_T

特に、文系学部なのになんで数学までせなあかんねん!

という意見が多いようです。^▽^:


しかしご安心を♪

いきなりこんな難しい問題を説明はしません。^〜^:

もっと簡単なものから初めて、ちょっとずつ高度にしていきますから。^▽^

これから講義を進めていくうちに、自然に

「ああ、この式はこういうことを表しているのか〜」とか

「この図の意味はこういうことだったのか〜」などとわかるように工夫していくつもりです♪


ところで、ミクロ経済学を学ぶことによって、

一体どんなメリットがあるのでしょうか?

例えば、

「なぜ野菜が豊作でおいしい年には、値段が安くなるのだろう?」

とか

「野菜が不作の年は、味は良くないのに何であんなに値段が高くなるのだろう?」

という疑問に対して、かなり説得力のある説明ができます♪^ー^

また、人気のあるミュージシャンのライブチケットはすごく高くても完売なのに、

なんで人気の無いバンドのチケットは安くしても売れ残るのか?


こんなことも説明できます。

普段当たり前だと思っていること、でも

実は理論的に説明できないことって結構多いのではないでしょうか?^―^:

そんな疑問を解決するのに、このミクロ経済学が手助けできれば幸いかと思います。

また、『経済学』と名の付くものは

どんなものでもこの『ミクロ経済学』というものを基礎にしています。

重要性は、もう言うまでも無いようですね。^〜^


では、頑張ってミクロ経済学を勉強していきましょうか♪


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