はい、今回は
「官僚制」というものを見ていきます♪^ー^
集団というのは
大規模になればなるほど、
統率とか
管理、組織化が大切になるものです。^〜^
というのはですね、もし統率や組織化を欠いていると
混乱におちいりやすい、混乱におちいったときに平静を取り戻しにくい
ということからより重大な問題をひきおこすからです。
たとえば、仲良し
2人が旅行するだけでしたら
その場その場でいきあたりばったりに行動したとしても
まあそれほど不都合や混乱は起こりませんね。
一方、
100人くらいの大集団で旅行するとしたら、
統率無く無秩序なままだとその集団は混乱におちいるでしょう。^_^:
大規模な集団というのは、
趣味も思想も嗜好も信条も能力も、とにかく多様な人間が存在します。
そういう場合にもし
それぞれが統制や管理無く勝手に動いていては
集団としての目的を達成するのもままなりません。。。T_T
で、今回はその
「集団」を代表して
『国家・地方自治体(役所)』を軸に見てみましょう。
もし
地方自治体の統率・管理・組織化があまりできていないとしたら
一体どういうことが起こるでしょうか? ̄〜 ̄
・自分の能力とする仕事にギャップがある配置になっている
・そもそも自分のする仕事が明確になってない
・しかもだれが命令を出すか決めていない
・さらにその命令を聞く気もない
・それで問題がおきても責任が誰にあるかはっきりしてない
↑とりあえずいくつか考えてみましたが、
ちょっと考えただけでもこれだけ問題がありそうなのですから、
突き詰めていくと
「統率・管理・組織化出来てない役所(組織)」はまったくダメだといえそうですね。^_^:
では
実際の役所はどういう感じかというとですね、
「官僚制」というメカニズムで動いていることが多いです。^○^
官僚制というのを辞書的に説明するとなると
非常〜〜〜に長い文章が必要になるので、
とりあえず重要なポイントだけを解説するとですね、
@
起こりうることを全て予想しておき、
その時どうするかも全て規則に網羅しておき、
なおかつ構成員がそれに反したときの
罰則も網羅する。
A
ヒエラルキー(意思決定や権限の上下関係のピラミッド)を明確にしておく。
B
業務を細分化し高度に分業することで、全体として最高のパフォーマンスを引き出す。
C
公私をはっきりと区別しておく。
D曖昧な口でのコミュニケーションではなく、
文章でのコミュニケーションを重視・徹底する。
↑こんな感じにまとめられます。
(ややこしいですね^_^:)
このメカニズムでみんなが動くとですね、
誰が
何をすればよいか、
誰の命令を聞けばよいか、
それに反すると
どんなペナルティがあるか、
責任が誰にあるのか、
といったようなことがはっきりするので、
はるかに効率的に集団としての行動が出来るようになりそうです。^ー^
↑まあこの官僚制というのは「国家や地方自治体(役所)」に限らず
・大企業
・生徒数が多くなった大学の管理組織
・大病院
・大規模な政党
など、程度の差はあるものの
みんな官僚制のメカニズムで動いているといえそうです。
↑上の4つはどう考えても
「個人個人が勝手に動く」とか「命令系統や責任がはっきりしていない」
ようでは集団としての機能を果たしそうにないですからね。^_^:
ここまでは
『官僚制のおかげで組織は効率的になる』という話をしました。
でも!
一般の感覚では
「役所の仕事」なんてのは
はっきり言って
ムダの塊と言っていいほど
非効率的だと思われているのではないでしょうか?^〜^:
原理的には効率的になるはずの
官僚制が
実際には非効率のもとになっているように感じる、、、
このようなおかしな関係はなぜ生まれてしまうのでしょうか?
次回はそこを見ていくことにしましょう☆^○^
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